身長160㎝台で短足&チビのふくちゃんが、2023年モデルのBMW S1000RRのノーマルシートとローシートの足つき性を実車を使ってお伝えします。
S1000RRは2023年にマイナーチェンジし、シート高が824mmから832mmに8mm高くなりました。SSの中では極端に高くないシート高ですが、わたしのように低身長の方には足つきが気になるところでしょう。
結論から言いますと、股下が74cmのわたしの場合は両足のつま先がギリギリ地面に届く、といった感じです。
このツンツン状態は、リッターSSが初めての方や初心者の方には、正直ちょっと辛いかな・・・といったレベルでした。
では、どれくらいツンツンだったか、ご覧ください。
2023年モデルBMW S1000RRとふくちゃんの基本スペックをご紹介
まずは、2023年モデル S1000RR(Mパッケージ)の基本スペックです。
- 車両重量:193.5kg
- シート高(ノーマル/ロー):832mm/814mm
- インナーレッグ曲線(ノーマル/ロー):1,845mm / 1,809mm
続いて、ふくちゃんの基本スペックです。
- 身長:162cm
- 体重:55.1kg(Tシャツ+パンツのみ) 59.1kg(写真に写っているウエアーを着た状態 ただしシューズは除く)
- 股下:71cm(素足です)74cm(写真に写っているシューズを履いた状態)
- 体脂肪:約16%
- 太もも:ちょっと太め
2023年モデルBMW S1000RRの足つき写真
それでは足つき写真をご覧ください。
なお車両は、サスペンションのプリロードは最弱。燃料は80%ほど入った状態です。
正面から
横から
後ろから
ノーマルシートとローシートの違い
S1000RRのノーマルシートとローシートの違いを参考にお伝えします。
なお、ローシートはマイナーチェンジの前後で共通です。ですので、2019年以降のS1000RR用ローシートであれば2023年にマイナーチェンジしたS1000RRでも使うことができます。
ぱっと見ではノーマルシートとローシートの違いを見つけることは困難でしょう。なお、ローシートは2年ほど使用したものなので、ノーマルシートと比べると若干色落ちしています。
シートの厚みはローシートの方が若干薄くなっています。また、ローシートはシートの”カド”に丸みが付けられています。
シートのプラスチック製のベースは、ノーマルもローも同じもののようですね。
まとめ:【足つきレポート】2023モデル BMW S1000RR
S1000RRは2023年にマイナーチェンジし、シート高が824mmから832mmに8mm高くなりました。
わたしの場合、このシート高だと両足のつま先がギリギリ地面に届くといった感じです。ローシートに変更し、シート高が814mmになると親指の付け根あたりまでなんとか届くようになります。
今回のレポートでは、サスペンションのプリロードを最弱の状態でお伝えしました。そのため、プリロードを弱くして足つき性を向上させる技を使うことができません。ですので、足つきに不安を感じる方は素直にローシートに変更した方がいいかもしれませんね。
なお、マイナーチェンジ前のS1000RRの足つき性は「【足つきレポート】BMW S1000RR(新型 2019~)の足つき性 ~短足&チビのふくちゃんが実車でレポート~」でレポートしていますので参考にしてください。
また、マイナーチェンジ前のS1000RRのノーマルシートとローシートの足つき性の違いは「BMW S1000RR(新型 2019~)のノーマルシートとローシートの足付き性を比較 ~短足&チビのふくちゃんが実車でレポート~」でレポートしていますので、気になった方は参考にしてください。
そして、この手のセパハンのバイクに取り付けられるスマホホルダーは限られてきますが、わたしが使用しているSPコネクトのスマホホルダーは、とてもコンパクトでS1000RRのデザインをスポイルしません。
それに、スマホの取り付け・取り外しは、スマホを90度回すだけ。
こちらの「SSのセパハンバイクにスマホホルダーを取り付ける ~RAMマウント、クアッドロック、SPコネクトを比べました~」で詳しく解説していますので、ぜひご覧ください。
また、わたしが以前乗っていた2020年モデルのS1000RRに取り付けたオプションを「BMWの新型S1000RR(2020モデル)に取り付けているオプションのご紹介」にまとめていますので、ぜひご覧ください。
では、皆さんの参考になればうれしいです。
イグニションオンにしないとサスが動かないと
思うのですが😅
イグニッションがオフでもサスは動きます。
イグニッションがオンでないと作動しないのはDDC(ダイナミック・ダンピング・コントロール)ですが、S1000RRのDDCは、サスペンションの減衰力のみ調整しています。
一方、サスペンション(スプリング)のプリロードは手動でのみ調整可能となっています。
ですので、結論としてイグニッションがオフでもオンでもサスは動きますし、イグニッションがオフの状態でバイクに跨ったとしても、足つき性には何ら影響しません。
※サスペンション(スプリング)のプリロードは、イグニッションのオン、オフに影響されないため。
なお、R1250GSの場合はサスペンション(スプリング)のプリロードは自動調整なので、イグニッションをオン(正確にはエンジンを始動)にしないと正確な足つき性は分かりません。
※一度イグニッションをオンにし、サスペンション(スプリング)のプリロードが設定された後であれば、イグニッションをオフにしても足つき性に影響を与えません。