先日行ったキャンプツーリングで、モンベルのタープ、ミニタープHX用のポールを曲げてしまいました。

大分県は久住町にあるボイボイキャンプ場でキャンプをしている時、風がちょっと強いな~、とは思っていたのですが、風でタープが飛ばされるほどではないと判断して張ったのですが、翌朝起きてみてびっくり。ポールが曲がっていました。
ボイボイキャンプ場については「【キャンプツーリング】目指すは久住はボイボイキャンプ場 ~前半はボイボイキャンプ場についてお伝えします~」でご紹介していますので、ご興味のある方は是非ご覧ください。
では早速、曲がってしまったポールを真っ直ぐに修理しましょう・・・、と言いたいところですが、一度曲がってしまったテントやタープのポールは元通りの真っ直ぐな状態に戻すことは、ほぼ不可能なのです・・・。
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テントやタープのポールのように、キャンプ中にアイテムを壊してしまうことはよくあること。また、残念なことに、キャンプ中に盗難も問題になっています。そんな時に備え、あらかじめ「楽天超かんたん保険 アウトドアプラン」のようなアウトドアに特化した保険に加入しておくのも一つの手かもしれませんね。
曲がってしまったテントやタープのポールは元通りにはなりません
一度曲がってしまったテントポールやタープポールを元のように真っ直ぐにすることはできません。
ポールが曲がると、曲がった部分の金属が伸びてしまうからです。金属は、伸びてしまうと基本的に縮めることはできません。そのため、曲がったポールを真っ直ぐにするには、曲がってしまったポールのカーブの内側をカーブの外側と同じ長さになるだけ伸ばす必要があります。
カーブの外側と同じ長さになるように伸ばす作業が非常に困難で、伸ばす最中にポールが潰れてしまったり、折れてしまったりするのです。それに、ある程度真っ直ぐに修理できたとしても、伸びてしまった金属はその部分の強度が落ちてしまいます。そのため、次回の使用の際、あまり力がかかっていないにも関わらず、ポールが再び曲がってしまう可能性も発生するのです。
ですから、一度曲がってしまったテントポールやタープポールは無理に真っ直ぐにしようとせず、曲がってしまった部分だけを交換してしまうのが賢明だと言えます。
そこで今回は、小川張りをしたときにテントの後ろ側に使っているポールが少し長いかな?と思っていたので、この際曲がってしまったポールを取り除いてしまうことにしました。

曲がってしまったポールを取り除くにはゴム紐(ショックコード)で繋がっているポールを一度分解する必要があります。
これは、伸びたり切れてしまったテントやタープのポールのゴム紐(ショックコード)の交換にも応用できますので、ぜひ参考にしてください。
アルミミニタープポール165を分解するのに必要な3つの道具
アルミミニタープポール165を分解するのに必要な道具は次の3つ。

- 洗濯ばさみ
- 菜箸
- プライヤー
道具は、プライヤー以外はどこ家庭でもありそうなものをそろえていました。
プライヤーも100円ショップに行けば売っているのではないのでしょうか?
そのほか、軍手(滑り止め付)などの手を保護するものがあればなお良いです。
アルミミニタープポール165を分解方法を解説
では、さっそく修理?分解?を始めたいと思います。
まずは、ポールの先端部分を抜きます。

この時、写真のように先端のギザギザの部分をプライヤーでつかむと滑らず抜きやすくなります。
先端部分が抜けたら次に、ポールを少し引っ張って中に入っているゴム紐(ショックコード)を引っ張ります。
引っ張ったところでゴム紐を洗濯ばさみでつかみ、この後の作業をしやすくします。

そして、ポールの穴に菜箸を差しこむと、中からこのようなフック?ピン?スプリング?スプリングフック??のようなものが出てきます。

このピン?の先端がポールの内側に引っ掛かり抜けないような構造になっているのです。
ですので、ゴム紐がある側に引っ張って抜くよりは、ピン?が引っかからない方向、つまり押し込んで抜いたほうが作業が楽だというわけです。
ただ、1つ注意点があります。
今回使った菜箸はポールの長さより短かったので、2本目を使って押し込む必要がありました。もし入手できるのであれば、菜箸くらいの太さで、ポールより長い棒の方が作業的には楽になります。

また、写真で示した部分から先が細くなっているので、ここをピン?が通過するときに一気に押し込まれ、ポールの先端に手をぶつけてケガをすることがありますので、軍手などで手を保護しておく方が良いと思います。

あとは、ピン?に結ばれているゴム紐をいったんほどき、曲がってしまったポールを抜いたら元の通りに組みなおして終了です。
ちなみに、ゴム紐を取り変えるのであれば必要となるゴム紐の長さは、だいたいポール1本分短いくらいの長さが目安となります。
まとめ:曲がってしまったテントやタープのポールの直し方~モンベルのアルミミニタープポール165編~
今回の作業で一番難易度が高いのがピンを抜く作業だと思います。ここがクリアーできればあとはそれほど難しい作業ではありません。
もし、作業が難しいようであれば、モンベルの製品であれば有償修理のサービスが有るのでそちらを利用されるのもいいですね。
ちなみに、アルミミニタープポール165で使用されているゴム紐は、モンベルの3mm 丸ゴムという商品です。
モンベル以外のゴム紐を選ぶのであれば、直径3mmのショックコードを選ぶと良さそうですね。
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キャンプ中にアイテムを壊してしまうことはよくあること。また、残念なことに、キャンプ中に盗難も問題になっています。そんな時に備え、あらかじめ「楽天超かんたん保険 アウトドアプラン」のようなアウトドアに特化した保険に加入しておくのも一つの手かもしれませんね。
では、皆さんの参考になればうれしいです。