アルパインスターズのライディングシューズ Faster-3(ファスター3)を購入しました。
自宅近くのバイク用品店にはアルパインスターズのシューズを取り扱っているところが無く、仕方なく通信販売で購入しました。
通信販売を利用する最大のメリットは、自宅にいながらほしい商品を購入することが出来ることでしょう。
一方、最大のデメリットは、サイズ感や素材の質感を確かめることが出来ないことです。
そこで今回はアルパインスターズのライディングシューズ Faster-3の細部のディテール、サイズ感や履き心地をレビューしますので、購入を検討されている方はぜひ参考にしてください。
Faster-3 の外観
まずは、外観をご覧ください。


ハイカットなのでくるぶしはしっかり隠れます。靴底は薄く固めに作られています。


外側のくるぶしの部分はTPR素材で補強されています。内側にはクッションが入っています。


小指の横にはスライダーっぽく補強が入っています。

Faster-3 のサイズ感
わたしが普段はいている靴はナイキ、アディダス、ニューバランスすべて25.5㎝です。モデルによっては若干横幅が狭いものもありますが、かといって26.0㎝にすると長さが余ってぶかぶかになってしまいます。
今回わたしが購入したサイズはUSの8インチ(EUR40.5 JP25.5㎝)です。

わたしはバイクに乗るときには少し厚手の靴下、具体的にはHYODの靴下を履くことが多いのですが、その靴下を履いてこのシューズを履くとジャストサイズです。
長さも横幅もこれ以上にないくらいのぴったりサイズです。
参考に、サイズチャートを掲載します。
US | 7 | 8 | 8.5 | 9 | 9.5 | 10 | 10.5 |
EUR | 39 | 40 | 41 | 42 | – | 43 | – |
JP | 25.0 | 25.5 | 26.0 | 26.5 | 27.0 | 27.5 | 28.0 |
Faster-3 の履き心地
履き心地は、ぴったりサイズのスニーカーを履いた時と同じように、圧迫感や足が余った感じが無く非常に心地よい物でした。
特に、足首周りのホールド感が良く、適度に足首を締め付けてくれるのにも関わらず、歩いてるときに足首が曲がりにくいといったことが無いのが素晴らしいと感じました。
そのため、バイクの運転はもちろん、普段のタウンユースとしても全く問題なく、普通のスニーカー感覚で履くことが出来ます。
靴底は固すぎず柔らかすぎずで、ステップを踏んでいる感じはもちろん、ブレーキペダルやシフトペダルを踏んだ感じが非常につかみやすく、そのため、特にリヤブレーキのコントロールが非常にしやすく感じます。
シューレース(靴ひも)を使用するタイプのライディングシューズを履くときの注意点
この手のシューレース(靴ひも)を使って締め上げるタイプのライディングシューズを履くときの注意点ですが、結び目は必ず隠し、表に出てこないようにしてください。
Faster-3であればベルトの裏に隠すようにします。

good!

bad!
ベルトが無いタイプのライディングシューズであれば、足首の間に詰め込むかシューレースの編み込みの下に詰め込んでください。
これは、シューレースの結び目がシフトペダルやブレーキペダルに絡まってしまうのを防ぐためです。
バイクを運転しているときに絡まることまずありませんが、停車する際の足をお下ろすときに絡まってしまうことがあります。
わたしはシフトペダルに絡まってしまい、足が出ず、危うく転倒しそうになったことが何度かあります。
最悪のケースは、結び目が絡んだおかげで転倒し、後続車に引かれてしまう、といったことです。
これは、結び目を表に出さないといった、たったこれだけでトラブルを防ぐとことが出来ます。
ぜひ心掛けてほしいと思います。
まとめ:Alpinestarsのライディングシューズ Faster-3
わたしはバイクに乗るとき、基本的にはブーツを履くようにしています。
転倒してしたときに足に受けるダメージを少しでも減らしたいからですね。
とは言え、ちょっと出かけるときにもブーツを履くのは少し仰々しくも感じます。
そのようなときにこのAlpinestarsのFaster-3を履いています。
普段履きのスニーカーのように履き心地良いのに、足首周りはしっかりガードしてくれます。
ですので、普段履きのスニーカーを履いてバイクを運転するときとは比べ物にならないくらいの安心感があります。
上でも書いてますが、ステップを踏んでいる感じはもちろん、ブレーキペダルやシフトペダルを踏んだ感じが非常につかみやすいのもこのシューズの特徴です。
感覚がつかみやすいシューズは、特にバイク初心者の方にお勧めです。
ブレーキの踏み心地やシフトチェンジをした感覚がしっかり伝わることは、運転しているときの安心感につながります。また、この感覚をしっかりつかめるようになることは運転技術の向上にもつながります。
ですので、普通のスニーカーでバイクを運転している初心者の方は、安全面も含め、このようなシューズを購入することをお勧めします。
もちろん、これからバイクの免許を取るために教習所へ通うような方にもお勧めできます。
では、みなさんの参考になれば嬉しいです。