バイクカバーでバイクの外装に傷が付いてしまうことがあります。バイクカバーをかけたり外したりする時や、風でバイクカバーがバタついた時にバイクとバイクカバーが擦れて傷が付くのです。
バイクカバーで付いてしまう傷を防ぐには、室内用バイクカバーを併用することがとても有効。室内用バイクカバーの内側はとても柔らかい素材でできているので、バイクに傷が付きにくいからです。
わたしはAmazonで見つけた次の2つインナーカバーを実際に使っていて、バイクカバーで傷が付くのを防いでいます。
DOPPELGANGER(ドッペルギャンガー) ストレッチバイクカバー2はとてもよく伸びるストレッチ素材でできていて、Barrichello(バリチェロ)インナー&室内専用は厚めの素材で作られています。どちらも裏はとても柔らかな素材で、バイクに傷が付くのを防いでくれます。
この後詳しくDOPPELGANGER(ドッペルギャンガー) ストレッチバイクカバー2とDOPPELGANGER(ドッペルギャンガー) ストレッチバイクカバー2を比較しながらお伝えしますので、バイクカバーでバイクに傷を付けてがっかりしたくない方は、続きをぜひご覧ください。
また、この2つのカバーを実際にバイクかけた写真も多く載せていますので、サイズ選びの参考にしてください。
バイクカバーでバイクに傷が付く事実!
皆さんがバイクカバーを選ぶなら、耐久性も防水性もしっかりしたものを選ぶでしょう。もちろんわたしも耐久性も防水性もしっかりしたバイクカバーを選びました。
耐久性も防水性もしっかりしたバイクカバーの多くは厚くて少し硬い生地で作られています。わたしが購入したバイクカバーもそのようなものでした。
この厚くて少し硬い生地が仇となり、バイクカバーがバイクに擦れて外装に傷が付いてしまいました。




艶がある部分はコンパウンドで磨くことで傷を消すことが可能ですが、艶消しの黒色の部分はコンパウンドで傷を消すことは不可能です。
艶消しの黒色の部分に傷がついてしまったときはヤマルーブのスーパープラスチック光沢復活剤で誤魔化すことができるとの情報もありますが、過度な期待はしない方がいいでしょう。
スーパープラスチック光沢復活剤は、劣化した黒い樹脂部分や、プラスチック部分のツヤと黒さを蘇らせるケミカル剤。フェンダーやステップ周り、エアクリーナーボックスなど、劣化して白くなったプラスチック製品のツヤを甦らせます。
屋外カバーとインナー(屋内)カバーの併用がおすすめ
バイクカバーでバイクに傷が付くのを防ぐには、バイクカバーの内側(バイクと接触する部分)が柔らかな布ででいていることが絶対条件。しかし、内側が柔らかな布でできていて、さらに、外側は耐久性も防水性もしっかりとしたバイクカバーはほぼ見つかりません。
Amazonで見つけることができたのは次の1つだけでした。
そこで、ベストな方法は、耐久性も防水性もしっかりとした室内用バイクカバーと、内側が柔らかな布でできたバイクカバーの2枚を兼用することです。
バイクカバーを2つ買わなければならないので費用が多くかかってしまうデメリットがあるのは事実です。しかし、次の2つのメリットがあるのも事実です。
- カバーが破れたらそれぞれ別に買い換えることができる
- 耐久性も防水性もしっかりとしたバイクカバーは種類が豊富
- 盗難対策になる
大抵のバイクカバーは2〜4年も使えば破れ、防水性も落ちてきます。そのとき、内側が柔らかな布でできていて、さらに、外側は耐久性も防水性もしっかりとしたバイクカバーの1枚だけだと、完全に買い替え。しかも、そのようなバイクカバーはほとんど見つけることがきません。
しかし、外側と内側のカバーの併用であれば外側のカバーだけ買い換えれば済むので費用も安く済みます。それに、耐久性も防水性もしっかりとしたバイクカバーは種類が豊富なので選択肢が増えます。しかも、すでにバイクカバーを使っているのであれば、そのカバーを使うことができるので購入費用を安くすることができます。
また、バイクの盗難対策には盗難防止用ロックとバイクカバーが有効と言われています。そのバイクカバーは2重にすると、さらに効果的とも言われています。ですから、バイクの傷対策にカバーを2重にすることは盗難対策にもつながると言えるかもしれません。
Amazonでおすすめのインナーカーバーは2つ
Amazonで見つけたおすすめのインナーカバーは次の2つ。
DOPPELGANGER(ドッペルギャンガー) ストレッチバイクカバー2
DOPPELGANGER(ドッペルギャンガー) ストレッチバイクカバー2は、裏が起毛の室内用バイクカバーです。最大の特徴は伸縮性が高いこと。なんと伸縮率160%!そのため、サイズは1種類。サイズ選びに迷わなくていいのは、ありがたいですね。
伸縮率が高いので、スーパースポーツやツアラー、ネキキッド、アメリカンなどのバイクカテゴリーを選ばないのもDOPPELGANGER(ドッペルギャンガー) ストレッチバイクカバー2の特徴と言えるでしょう。
Barrichello(バリチェロ)インナー&室内専用
Barrichello(バリチェロ)インナー&室内専用は裏が起毛のストレッチ素材でできた室内用バイクカバー。サイズはS、M、Lの3種類。
どっちが最強?!インナーカバー
DOPPELGANGER(ドッペルギャンガー) ストレッチバイクカバー2とBarrichello(バリチェロ)インナー&室内専用。どっちが最強か、わたしが購入し、実際に使っていますので詳しくお伝えします。
裏地の柔らかさはどちらも同じくらい
裏地の柔らかさはDOPPELGANGER(ドッペルギャンガー) ストレッチバイクカバー2とBarrichello(バリチェロ)インナー&室内専用は同じくらい。ただし、どちらのバイクカバーも”裏が起毛”と謳っていますが、若干見た目が異なります。
下の写真は、左側がBarrichello(バリチェロ)インナー&室内専用。右側がDOPPELGANGER(ドッペルギャンガー) ストレッチバイクカバー2です。

左側の黒色はBarrichello(バリチェロ)インナー&室内専用でフリースのような見た目。一方、右側のグレーはDOPPELGANGER(ドッペルギャンガー) ストレッチバイクカバー2でTシャツのような見た目です。
どちらも手触りはとても良く、非常に柔らかな素材で作られています。
ただし、Barrichello(バリチェロ)インナー&室内専用はDOPPELGANGER(ドッペルギャンガー) ストレッチバイクカバー2より感覚値で1.5倍ほどの厚い布で作られています。
伸縮性は圧倒的にDOPPELGANGER(ドッペルギャンガー)
伸縮性は圧倒的にDOPPELGANGER(ドッペルギャンガー) ストレッチバイクカバー2が上で、びっくりするくらい伸びます。
DOPPELGANGER(ドッペルギャンガー) ストレッチバイクカバー2をBMW S1000RR(2023モデル)にかけると次の写真のようになります。



また、DOPPELGANGER(ドッペルギャンガー) ストレッチバイクカバー2をBMW RninT Scramblerにかけると次の写真のようになります。



ちなみに、Barrichello(バリチェロ)インナー&室内専用(Sサイズ)をBMW S1000RR(2023モデル)にかけると次の写真のようになります。


また、Barrichello(バリチェロ)インナー&室内専用(Sサイズ)をBMW RninT Scramblerにかけると次の写真のようになります。


バイクへのかけやすさはBarrichello(バリチェロ)
バイクへのかけやすさはBarrichello(バリチェロ)インナー&室内専用が圧倒的に上。大きさにゆとりがあるので通常のバイクカバーと同じ感覚でかけることができます。
DOPPELGANGER(ドッペルギャンガー) ストレッチバイクカバー2はカバーを伸ばしながらかけるので、バイクの前と後ろに数回往復する必要があります。一度にかけようとすると縫い目が裂けてしまう恐れがあるので注意が必要です。
まとめ:バイクカバーの傷はインナーカバーで防ぐ!おすすめのインナーカバーは?
バイクカバーでバイクの外装に傷がついてしまうことがあります。バイクカバーをかけたり外したりする時や、風でバイクカバーがバタついた時にバイクとバイクカバーが擦れて傷がつくのです。
バイクカバーでついてしまう傷を防ぐには、室内用バイクカバーを併用することがとても有効。室内用バイクカバーの内側はとても柔らかい素材でできているので、バイクに傷がつきにくいからです。
今回はAmazonで見つけた2つのおすすめのインナーカバーを紹介しました。
DOPPELGANGER(ドッペルギャンガー) ストレッチバイクカバー2は非常に高い伸縮性が最大の特徴。そのためサイズは1種類でサイズ選びに迷いません。また、バイクにピッタリと密着するので、擦れ傷がつきやすいプラスチック製の外装を多用するSS(スーパースポーツ)やアドベンチャーモデルに特におすすめします。
Barrichello(バリチェロ)インナー&室内専用は厚めの裏起毛素材が特徴。大きさにゆとりがあるのでバイクにかけたり外したりするのがとても簡単です。S,M,Lの3サイズ展開となっていますので、ご自身のバイクに合ったサイズを選んでください。
では、皆さんの参考になればうれしいです。