バイクのメンテで使っているペーパータオル(ペーパーウエス)が無くなったので、近所のホームセンターに買いに行きました。いつも使っているペーパータオルは、スコットのプロショップタオル ブルーロールです。
近所のホームセンターに行けば必ずといっていいほど売ってあるし、何といっても300円弱という価格が非常に魅力的です。
いつも行っているホームセンターには、ブルーロールの1種類しかなかったはずなのですが、この日は、ほかに2種類、 ライトデューティとヘビーデューティーが陳列されていました。
ヘビーデューティーは、吸水、強度共に優れた万能タイプで、布のウェスや雑巾の代用になり、含んだ水を絞って使うこともできます。
ライトデューティーは、ブルーロールとヘビーデューティーの間の強度といったところです。
今回は、いつものブルーロールと一緒にヘビーデューティーを買うことにしました。ヘビーデューティーを買ったのは、バイクのチェーンの掃除に使えないか?、と思ったからです。
自宅に帰り、バイクのチェーンについた油汚れをヘビーデューティーで拭き取ってみました。すると、なんと、SCOTTのヘビーデューティーは、チェーンの油を拭き取ったくらいでは簡単に破れなかったのです。
プロショップタオル ブルーロールはチェーンには不向き
わたしがバイクのチェーンを掃除するときは、ワコーズのCHA-C チェーンクリーナーで汚れを浮かし、浮いた汚れをウエスでいったんふき取ります。その後、KUREのチェーンクリーナーで残った汚れを洗い流し、再びウエスでふき取る。といった工程を踏んでいます。
チェーンクリーナーを2種類使うのは、ワコーズのCHA-C チェーンクリーナーとKUREのチェーンクリーナーにある短所を、それぞれの長所で補うためです。ワコーズのCHA-C チェーンクリーナーとKUREのチェーンクリーナーの長所と短所は「比べてみました バイクのチェーンクリーナー KURE VS ワコーズ ~それぞれ長所と短所がありました~」で解説していますので、ご興味のある方はぜひご覧ください。
今まで使っていたウエスがスコットのショップタオル ブルーロールだったのですが、唯一の弱点が、強度が無いことでした。。
チェーンのように金属で角張っている物に使うと、すぐに毛羽立ち、そして破れてしまうのです。そのため、チェーンを掃除するためには、それなりの量のペーパータオルを必要とします。
そこでブルーロールより強度が優れているヘビーデューティーが、チェーンの掃除に使えないか?と考えたのです。
すごいぞ!ヘビーデューティー バイクのチェーンでも破れない
ブルーロールとヘビーデューティーの見た目の違いですが、
左側がヘビーデューティー。右側がブルーロールとなります。
ヘビーデューティーはエンボス加工がされており、厚みもブルーロールと比べるとずいぶん厚くなっています。
それでは、チェーンを拭いてみたいと思います。
ワコーズのCHA-C チェーンクリーナーで汚れを浮かせた後にヘビーデューティーでふき取ったものです。
拡大してみると。
どうでしょう、もちろん汚れは付いてますが、破れはありません。わずかにケバ立っているだけでしょうか。
この時、チェーンの表面に汚れは、ほぼついていない状態です。
そしてチェーンの内側に残っている汚れを流すためにKUREのチェーンクリーナーを使います。KUREのチェーンクリーナーでチェーンの内側の汚れを洗い流した後、ブルーロールで拭き上げると。
拡大してみます。ブルーロールがボロボロになっているのがお分かりいただけると思います。
これでも、ヘビーデューティーで拭き上げたときより優しく、しかも短い時間でしか使っていません。
もし、ヘビーデューティーを使わずにブルーロールだけを使って作業をしたのなら、おそらくブルーロールはヘビーデューティーの3倍は必要でしょう。
結論としては、ヘビーデューティーの強度はブルーロールのはるか上を行く、ということです。
まとめ:【レビュー】すごいぞSCOTTのペーパータオル ヘビーデューティー ~バイクのチェーンの掃除に最適~
実はヘビーデューティー。値段はブルーロールの2倍ほどします。
しかし、ヘビーデューティーの使う量は、ブルーロールの2分の1以下で済みそうです。
なぜなら、今回は、ブルーロールと比べることが目的だったので、いつもブルーロールを使っているときのようにヘビーデューティーを2枚重ねで使いました。しかし、ヘビーデューティーは破れにくいので1枚で十分。つまり、ブルーロールの半分の量で済むからです。
以上のことから、チェーンのように角張っている物に使う時は、破れにくいヘビーデューティー。チェーンオイルの拭き上げのように、強度が必要ない時は値段の安いブルーロールと、上手に使い分けると、コスパ良くチェーンが掃除できそうです。
それでは、みなさんの参考になればうれしいです。