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【レビュー】B+COM(ビーコム)のインカム SB6XR

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2017年に販売が開始されたB+COM(ビーコム)のハイエンドモデル SB6X。

6年の歳月を経た2023年、満を持してSB6XRがリリースされました。

わたしがSB6XRを使ってSB6Xから進化したと感じたのは次の2つ。

  1. ボタンの操作性の向上
  2. バッテリー容量の拡大

ではこの後SB6XRを実際に使っているわたしが詳しくレビューします。

SB6XRってどう?と思っている方は、この続きを是非チェックしてみてください。

SB6XRは24時間使用可能なB+COMのハイエンドモデル

SB6XRはサインハウスが手がけるB+COM(ビーコム)ブランドのハイエンドモデル。2017年8月に発売が開始されたSB6Xの後継モデルで、2023年3月に発売が開始されました。

SB6Xの基本性能はそのままに約5.2%薄型化。

SYGN HOUSE より

さらにボタンの形状を変更し、グローブをしたままでも押した感覚がよりはっきりとわかるようになりました。

SYGN HOUSE より

また、インカム通話で約22時間。音楽再生で約24時間と、SB6Xに比べバッテリー容量が大幅にアップ。

SYGN HOUSE より

さらに、ベースプレートにロック機構が搭載されSB6XRを強力にホールドすることが可能となりました。

SYGN HOUSE より

B+COMのSB6XR SB6X ONE PLAY の違いを解説


モデル名SB6XRONEPLAYSB6X
通話人数
(B+com同士)
B+LINK
最大6人
B+LINK
最大6人
B+LINK
最大6人
通話人数
(他社接続)
ユニバーサル通話
最大2人
ユニバーサル通話
1人
ユニバーサル通話
2人
最長通話時間約22時間約12時間約16時間
音楽再生
連続使用時間
約24時間約14時間約12時間約18時間
販売価格
(税込)
44,000円34,980円12,980円生産終了
タイトル詳細を見る詳細を見る詳細を見る

B+COM SB6XR をレビュー

では、B+COM SB6XRを使っているわたしがレビューしたいと思います。

充電のたびにスピーカーのコネクタを外すのは面倒

SB6XRの充電はスピーカー端子の差し込み口と兼用。そのため、充電のたびにスピーカーケーブルを外す必要があります。

スピーカー端子を外すのが面倒なの?と思うかもしれませんが、これが地味に面倒だったりします。

それに、後述しますが、ベースプレートの取り付けがワイヤーで挟むだけなので、端子を脱着する時は、本体を手でしっかり押さえておく必要があるのも、面倒な点の一つです。

SB6XR 1つを複数のヘルメットに使い回すのはちょっと面倒

SB6XRを取り外すには、スピーカーの端子とマイクの端子の2つを外す必要があります。

それほど頻繁に取り替えることはないとは思いますが、ワンタッチで本体が取り外せたら楽なのにな、と、思うことはよくあります。

音質は悪くもなく、良くもなく

音楽を再生してみて、音質は悪くもなく、良くもなくといった感じです。インカム通話中の会話音声も、違和感なく聞き取ることができます。

ただし、スピーカーの取り付け位置にこだわる必要があります。ほんの少し取り付け位置を変えるだけで音質は大きく変わるので、「あまりいい音ではないな?」と思った方はスピーカーの位置を少しずつずらし、ベストな取り付け位置を見つける必要があるでしょう。

なお、音質をもっと良くしたい方は、オプションで

ワイヤークリップでの取り付けはちょっと不安

SB6XRのベースプレートは、面ファスナーかワイヤークリップでの取り付けとなります。

問題なのはワイヤークリップ。ワイヤーの力でヘルメットに固定するので、取り付け力が弱く感じます。そのため、少し力を加えるだけでベースプレートが動いてしまうのが気になるところです。

そこで、わたしはベースプレートに5mm厚のゴム板を張り付けワイヤークリップを強く締め付けるようにしました。

ゴム板を貼り付けることで、ずいぶん固定力が上がりました。

ちなみに使用したゴム板は、下の写真のポロンスポンジ(PON-01)です。

バッテリーの持ちが非常にいい

SB6XRのバッテリーはよく持ちます。

わたしの場合、休憩ごとに電源をOFFにしていれば、朝7時から夕方4時までインカム通話をしても暖かい時期だとバッテリーは80%以上残っていました。ですから、1泊2日のツーリングであれば充電をする必要がないかもしれません。

もちろん、冬の寒い時期になるとバッテリーの持ちは悪くなるので、通話時間は短くなってしまうでしょう。

本体が小さいのでヘルメットにつけても割とスッキリ

SB6XRはコンパクトなボディーなので、ヘルメットにつけても”インカムをつけています!”感が少ないことがわたしは気に入っています。

大きなインカムだと走行中の風切り音が気になることがありますが、SB6XRで風切り音が気になったことはありません

B+COM SB6XR の使い方と設定方法を解説

では、B+COM SB6XR の基本的な使い方と設定方法を解説します。

電源のON・OFF

電源をONにするには、デバイスボタンを押しながらボリュームダイヤルを上へ1秒回します。電源がONになると「ビーコム、起動」とアナウンスがなんがれます。

電源をOFFにするには、デバイスボタンを押しながらボリュームダイヤルを下へ1秒回します。電源がOFFになると「ビーコム、終了します」とアナウンスが流れます。

スマホとのペアリング方法

スマホとのペアリングは、電源がOFFの状態からデバイスボタンを押しながらボリュームダイヤルを上へ4秒回します。「ビーコム、起動」の後「デバイス1、ペアリング」とアナウンスが流れペアリングモードに入ります。

スマホは「B+COM6R ◯◯」を選択してペアリングをします。

他社製インカムとのペアリング方法

他社製インカムとのペアリング(ユニバーサルインターコールレシーブ)をするには、B2ボタンを「ビーコム2、ペアリング」とアナウンスが流れるまで長押しします。

接続先のペアリング操作を行い、接続が成功すると「ビーコム2、接続」とアナウンスが流れます。

B+LINK(ビーリンク)の接続方法

B+LINKの接続方法を解説します。接続方法は次の2通りありますので、それぞれ解説します。

  1. SB6XRの本体のみで接続する方法
  2. スマホアプリ「B+COM U Mobile」で接続する方法

SB6XRの本体のみで接続する方法

B+LINKにSB6XRの本体のみで接続する方法を解説します。

接続するすべてのインカム電源をONにし、接続するすべてのインカムでB1ボタンとB2ボタンを「ビーリンク登録」と聞こえるまで3秒間ほど長押しします。

いずれか1台のみB1ボタンとB2ボタンを同時に押します。「サーチ開始」のアナウンスとともに接続が始まります。

「ビーリンク開始」のアナウンスが聞こえれば接続完了です。

スマホアプリ「B+COM U Mobile」で接続する方法

B+RINKにスマホアプリ「B+COM U Mobile」で接続する方法を解説します。

まずはアプリを起動し「B+LINKメニュー」をタップします。

「リスト編集」をタップ。

「メンバー編集」をタップ。

「メンバー追加」をタップ。

「QRコード」をタップ。

QRコードをスキャンしメンバーを追加します。

「更新」をタップした後に、「戻る」をタップします。

「B+LINK接続」をタップし、しばらく待てばインカム通話が始まります。

ファームウェアのアップデート方法

SB6XRのファームウェアアップデートにはWindowsのパソコンが必要になります。
※Macはアプリが用意されていません。

Windowsのパソコンに「B+COM U」アプリをインストールします。

SB6XRとパソコンを付属のUSBケーブで接続し、「B+COM U」を起動します。

「最新プログラムへ更新」をタップするとアップデートが始まります。

設定初期化の方法

設定の初期化(すべての登録情報の消去)は、デバイスボタン、B1ボタン、B2ボタンの3つを同時に3秒間長押しします。

まとめ:【レビュー】B+COM(ビーコム)のインカム SB6XR

SB6XRはB+COM(ビーコム)のハイエンドモデル。

小さなボディーに大容量のバッテリー。多くの人が使っていることからも、信頼性の高さがうかがえます。

高性能で信頼性の高いインカムがほしい。多くの人とインカム通話をしたい。そんな方にB+COMのSB6XRは最適なモデルといえるでしょう。

また、他社性インカムを含めて3人以上で通話するとき、SB6XRはベストな選択となります。詳しくは次の記事で詳しく解説していますので、興味のある方はぜひチェックしてください。

では、みなさんの参考になればうれしいです。

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