最終戦ボルドール24時間でトップを走っていたBMWモトラッド・ワールド・エンデュランス・チーム(ゼッケン37)。23時間半以上を完璧に走り抜き、世界タイトルが目前に迫った残りわずか28分。悲劇は起きた。マシンに致命的なテクニカル・トラブルが発生し、無念のリタイヤ。

この瞬間にBMWの世界タイトルの可能性が消滅。背後にいたYART Yamahaが2位でチェッカー。これにより、YART YamahaYoshimura SERT Motulをランキングで逆転。わずか1ポイント差でヤマハが年間王者に輝くという、EWC史上稀に見る劇的な結末となった2025年のFIM 世界耐久選手権(FIM EWC)。

2026年シーズンは、この「1ポイント」に泣いたスズキや、目前でタイトルを逃したBMWがどう巻き返すかが最大の見どころ。また、ヤマハが連覇なるかも注目したいところです。

では、2026年 FIM 世界耐久選手権(FIM EWC)はどこで見ることができるか。この後詳しくお伝えします。

2026年 FIM 世界耐久選手権(FIM EWC)の見どころ

2026年のFIM 世界耐久選手権(EWC)は、数年ぶりに大きな変革が起きる非常にエキサイティングなシーズンとなりそうな予感。

特に日本のファンにとって、「鈴鹿8耐」の開催時期変更新選考制度の導入は最大の見どころ。ですので、まずは2026年 FIM 世界耐久選手権(FIM EWC)の見どころを、主要なポイントを4つに分けて解説します。

1. 2026年 開催スケジュール

2026年は全4戦が予定されています。最大のトピックは、第3戦の鈴鹿8耐が例年より1ヶ月前倒しの7月初旬開催になったことです。

2. 鈴鹿8耐の「大変革」

2026年の鈴鹿8耐は、単なるレース以上の注目が集まっています。

  • 開催時期の変更: 酷暑対策および世界的なレースカレンダーの最適化のため、7月初旬に変更されました。これまでの「夏の終わりの祭典」から「夏本番の幕開け」へとイメージがガラリと変わります。
  • 「トライアウト」の廃止と新制度: これまでの予選会(トライアウト)が廃止され、新たな選考制度が導入されました。出場枠も65から60台へと絞り込まれ、よりハイレベルな戦いが期待されます。
  • 参戦チームの早期確定: 4月には参戦チームが確定するため、国内チームの準備期間が非常にタイトになり、チームの対応力も試されます。

3. 王座奪還を巡る主要チームの動き

2025年シーズンにタイトルを獲得したYARTヤマハを、スズキ・ホンダ・BMW勢がどう崩すかが焦点です。

  • YART – YAMAHA: 2025年王者のヤマハ。新戦力としてレアンドロ・メルカドが加入し、盤石の体制で連覇を狙います。
  • ヨシムラ SERT Motul: 2025年の最終戦ボルドールを制し、わずか1ポイント差でタイトルを逃したスズキ。王座奪還に向けた執念に注目です。
  • Team Étoile(チーム・エトワール): 日本の新興チームとして注目を集める中、2026年は鳥羽海渡豊島怜という強力な日本人ライダーを起用。上位進出に期待がかかります。
  • BMW Motorrad World Endurance: シルバン・ギュントーリを筆頭に、欧州メーカー唯一のトップ争い常連として初タイトルを目指します。

4. 注目すべき技術・ライダーのストーリー

  • タイヤウォーズ: EWCはタイヤメーカー間の競争(ブリヂストン vs ダンロップ vs ピレリなど)が非常に激しく、各戦の路面温度や天候が勝敗を大きく左右します。
  • MotoGP/WSBKライダーの参戦: 鈴鹿8耐の時期が変更されたことで、他の世界選手権ライダーがスポット参戦しやすくなる可能性があり、さらなる豪華メンバーの集結も期待されています。

2026年のFIM EWCの放送・配信はJ SPORTSだけ

FIM EWCの日本国内における独占放送・配信権はJ SPORTSが持っています。ル・マン24時間やボルドール24時間を含め、全戦をライブ視聴できるのはJ SPORTSだけ。

参考に、J SPORTSの配信日程をお伝えします。

ラウンドレース名J SPORTS
配信日程
見逃し配信
終了日時
開催日程(現地)
第1戦ル・マン24時間未発表未発表4月18日〜19日
第2戦スパ8時間未発表未発表6月6日
第3戦鈴鹿8時間耐久未発表未発表7月5日
第4戦ボルドール24時間未発表未発表9月19日〜20日

コカ・コーラ鈴鹿8耐だけはBS12 トゥエルビも(無料)放送するかも?

全戦をライブ視聴できるのはJ SPORTSとお伝えしたところですが、第3戦のコカ・コーラ鈴鹿8耐だけは無料で見られる可能性があります。

例年「BS12 トゥエルビ」で10時間前後の完全生中継(無料)が行われます。2026年も放送が期待されており、BS放送が映る環境であれば無料で視聴できる最も手軽な方法です。

コカ・コーラ鈴鹿8耐の視聴方法は次の記事で詳しく解説しています。配信内容も詳しくお伝えしていますので、気になった方はチェックしてください。

J SPORTSの視聴方法は複数あるので簡単に解説

J SPORTSでFIM EWCを視聴する方法は、大きく分けて「ネット配信(オンデマンド)」と「テレビ放送(CS・CATV・光回線)」の2種類があります。

1. ネット配信で見る(スマホ・PC・スマートテレビ)

ネット配信は、手軽にすぐ見たい方や、外出先でも楽しみたい方におすすめ。

ネット配信で視聴できるのは次の2つ。

  1. J SPORTS オンデマンド
  2. Amazon Prime Video内のJ SPORTSチャンネル

① J SPORTS オンデマンド

最もスタンダードな方法です。

  • 料金:
    • モータースポーツパック:月額 2,580円 (税込)(2,580円✕12ヶ月=30,960円)
    • 総合年間パック:年額 26,820円(税込)
    • U25割:13歳以上25歳以下なら半額の 1,290円 (税込) で視聴可能!
  • 特徴
    • 2025年7月より、「購入した日から1ヶ月」という課金サイクルに変更されたため、月の途中から入っても損をしません。
    • 最大2台まで同時視聴が可能になりました。

オンデマンド見るなら総合年間パックがお得!!

費用を安く済ませるため、ジャンルパックや総合パックを見たいときだけ契約するのも一つの方法。

しかし、2025年3月から発売された総合年間パックも費用を安く抑える方法の一つです。

総合年間パックは、全てのジャンルが見られる年間契約プラン。

JSPORTSより

総合年間パック」は26,820円(/年)。ちょっと高いように思えますが、特定スポーツだけ視聴可能な「ジャンルパック」(1ジャンル1,450〜2,580円/月)を1年間契約するより4,160円お得

それに「総合パック」10ヶ月と同じ料金で総合年間パックは1年間視聴可能。
※「ジャンルパック」を2つ契約するなら「総合パック(2,980円/月)」がお得

10ヶ月以上オンデマンド見るなら総合年間パックがお得!

\ 総合年間パックが結局お得! /

JSPORTSより

Amazon Prime Video内のJ SPORTSチャンネル

Amazon Prime Video内のJ SPORTSチャンネルはAmazonの会員向けネット配信(オンデマンド)サービス。

以前は「Amazonプライム会員(月額600円)」への加入が必須でしたが、2025年のルール改正により、現在はAmazonアカウントさえあれば、J SPORTだけを単体で契約できるようになっています。

  • 料金:月額 2,840円 (※J SPORTS側の改定に伴い、変動している場合があります)
  • 無料体験:はじめてなら14日間の無料体験ができるのが最大のメリット。
  • 注意点:見逃し配信の開始が数日遅れる場合があるため、レース直後に見直したい方は公式オンデマンド(J SPORTS オンデマンド)が安心です。

2. テレビ放送(CS・CATV・光回線)で見る(テレビ・録画)

高画質で安定した映像を楽しみたい、また「録画して永久保存したい」という方におすすめです。

スカパー!・J:COM TV・ひかりTV・auひかりTVで見ることができます。

  • 料金:月額 2,179円〜6,078円(税込)
    • 内訳:基本料+視聴料+チューナーレンタル料
  • メリット
    • 録画が可能。お気に入りのレースをディスクに残せます。
    • 加入月は無料(※加入月のみの解約は不可)。
    • スカパー!で契約すれば、ネット配信版(J SPORTS オンデマンド)も無料で利用できる連携サービスがあります。
  • デメリット
    • 放送メディアと契約で初期費用が必要になります。

2026年 FIM 世界耐久選手権(FIM EWC)の年間カレンダー

それでは、2026年 FIM 世界耐久選手権(FIM EWC)の年間カレンダーを御覧ください。

ラウンドレース名開催日程(現地)
第1戦ル・マン24時間4月18日〜19日
第2戦スパ8時間6月6日
第3戦鈴鹿8時間耐久7月5日
第4戦ボルドール24時間9月19日〜20日

まとめ:どこで見れる?2026年 FIM 世界耐久選手権(FIM EWC)~テレビ放送・ネット配信はどこがする?~

EWC史上稀に見る劇的な結末となった2025年のFIM 世界耐久選手権(FIM EWC)。

2026年シーズンは、この「1ポイント」に泣いたスズキや、目前でタイトルを逃したBMWがどう巻き返すかが最大の見どころ。また、ヤマハが連覇なるかも注目したいところです。

2026年 FIM 世界耐久選手権(FIM EWC)。目が話せませんね。

では、みなさんの参考になればうれしいです。