SP CONNECTのスマホホルダーがリニューアルされ、次の2つが改善されました。
- 強度が25%アップ
- MagSafeなどのワイヤレス充電に対応
従来のフォンケース(専用スマホケース)では対応していなかったMagSafeなどのワイヤレス充電がリニューアルで使えるようになったことが、今回の最大のポイントである言えるでしょう。
ただし、リニューアルに伴い、マウントのヘッド部分の形状が変更されたことに注意する必要があります。
マウントのヘッド部分の形状が変更されたことで、以前からのSP CONNECTのスマホホルダーユーザーは新型のスマホホルダー(マウント)に買い換える必要があるかというと、そうではありません。なぜなら、新型フォンケースに同梱されているSPC+アダプターを使えばいいからです。
ただ、残念なことに、同梱されているSPC+アダプターはプラスチックで作られているため、振動の強いバイクなどには不向きなのです。
そこで、旧型のスマホホルダー(旧型マウント)を新型フォンケースに対応させるために、次の3つの中からいずれかを選択する必要があります。
- 旧型マウントのヘッドをSPC+ヘッドに交換する
- 旧型マウントのヘッドをアンチ・バイブレーション モジュール SPC+に交換する
- 旧型マウントのヘッドをチャージングアンチバイブレーションモジュール SPC+に交換する
ではこのあと、具体的に解説しますので、ご興味のある方は続きをどうぞ。
SP CONNECTのスマホホルダーは90°回転させるだけの簡単固定
SP CONNECTのスマホホルダーは、”マウント”と呼ばれるバイクに取り付けるスマホホルダーと、”フォンケース”呼ばれる専用設計のスマホケースの2つで構成されます。
専用フォンケースが用意されていないスマホには、スマホケースに貼り付けるユニバーサルインターフェースを利用するといいでしょう。
固定方法は、マウントとフォンケースを合わせて90°回転させるだけ。
取り外しも、フォンケースを90°回すだけ。
バイクにスマホを固定するのも、取り外すのも、とても簡単です。
スマホで写真を撮りたい時にバイクから簡単にスマホを取り外せるのは、とても便利だと感じます。
また、バイクに取り付ける時にはお勧めしませんが、マグネットによる固定もできます。これについては、後ほど詳しくお伝えします。
SP CONNECTのスマホホルダーがリニューアル
SP CONNECTのスマホホルダー(マウント)がリニューアルし、マウントヘッドの形状が変更されました。
マウントヘッドの形状が変更されたことにより、さらに強靭なマウントとなり、強度も従来のマウントと比べ25%アップ。
既存のSP CONNECTユーザーにとって嬉しい知らせとして、旧型のフォンケースと互換性を持たせるため、全ての新型しマウントにSPC+ヘッド(新型のマウントヘッド)とSPCヘッド(旧型のマウントヘッド)が同梱されます。
これにより、旧型のフォンケースでも新型のマウント(スマホホルダー)を使うことができるのです。つまり、新型のフォンケースに買い換える必要がないのです。
わたしは、SS(スーパースポーツ)のセパハン(セパレートハンハンドル)のBMW S1000RにSP CONNECTのモトステムマウント(旧型)を使っていますが、こちらにも、新型のモトステムマウントにも、もちろん新型マウント用ヘッドが同梱されます。
SP CONNECTのモトステムマウントについては「SSのセパハンバイクにスマホホルダーを取り付ける ~RAMマウント、クアッドロック、SPコネクトを比べました~」で詳しく解説していますので、ご興味のある方は参考にしてください。
また、このあと詳しく解説しますが、新型のフォンケースにはSPC+アダプター(新型→旧型変換用アダプター)が同梱されます。これにより、新型のフォンケースを購入しても、旧型のマウント(スマホホルダー)が使えます。
しかし、新型フォンケースに同梱のSPC+アダプターはプラスチックで作られています。
そのため、強い振動が伴うバイクなどに取り付ける場合は、より強度の高いアルミ製のスマホホルダー マウントヘッド オプション品 SPヘッド SPC+ヘッド に交換する必要があります。
SP CONNECTのスマホホルダー(フォンケース)がMagSafeに対応
SP CONNECTのマウントがリニューアルされると同時にSP CONNECTのフォンケース(専用スマホケース)もリニューアルされました。
SP CONNECTのフォンケースのリニューアルにより、待望の MagSafe ほかワイヤレス充電に対応しました。
これは、フォンケースが従来と比べ40%も薄くなったことが関係しているようです。
また、インターフェイスのリング周囲に配置されたマグネットにより磁性体のある面に取り付けが可能になりました。
これにより、車用ではありますが、エアコンの吹き出し口に差し込むことで、スマートフォンを充電しながら取り付けができる チャージングベントマウント SPC+ も発売されました。
また、マグネット式卓上スマホホルダーの チャージングオフィススタンド SPC+ も発売されました。
従来のフォンケースは厚みがあるため、MagSafeをはじめワイヤレス充電が利用できませんでした。
そのおかげで、スマホを充電する時は充電用ケーブルをスマホに差し込むか、SP CONNECTのフォンケースを取り外してからワイヤレス充電をする必要がありました。
従来からのSP CONNECTユーザーの中には、SP CONNECTのフォンケースをつけているとMagSafeやワイヤレス充電が利用できなくて不便だと感じていた方も多いでしょう。わたしもその一人です。
わたしは、MagSafeを使いたいために普段使い用のiPhoneケースと、ツーリング用のSP CONNECTのフォンケースとを使い分けていました。しかし、フォンケースのリニューアルでMagSafeが使えるようになったことから、iPhone用ケースを普段とツーリングで使い分ける必要がなくなったのです。
フォンケースのリニューアルで、MagSafeをはじめワイヤレス充電が利用できるようになりました。これは特に、MagSafeを利用するiPhoneユーザー大きなメリットをもたらしたリニューアルだったと言えるのではないでしょうか。
新型フォンケースを旧型スマホホルダーで使う方法
新型フォンケース(SPC+)には、旧型スマホホルダー(旧型マウント SPC)でも使えるようにSPC+アダプターが同梱されています。
しかし、新型フォンケースに同梱のSPC+アダプターは、プラスチックで作られています。そのため、強い振動が伴うバイクなどに取り付ける場合は、強度が不安になります。
では、バイクだと新型フォンケース(SPC+)と旧型スマホホルダー(旧型マウント SPC)の組み合わせでは使えないのでしょうか?
そんなことはありません。
SP CONNECTの新型フォンケース(SPC+)を旧型スマホホルダー(旧型マウント SPC)で使うに、次の3つの方法があるからです。
- 旧型マウントのヘッドをSPC+ヘッドに交換する
- 旧型マウントのヘッドをアンチ・バイブレーション モジュール SPC+に交換する
- 旧型マウントのヘッドをチャージングアンチバイブレーションモジュール SPC+に交換する
この4つの方法は先に解説した通り、全てのマウントでSPC+ヘッド(新型ヘッド)とSPCヘッド(旧型ヘッド)に互換性があるからできる方法なのです。
旧型マウントのヘッドをSPC+ヘッドに交換する
最も経済的にSP CONNECTの新型フォンケース(SPC+)を旧型スマホホルダー(旧型マウント SPC)で使う方法は、旧型マウント(SPC)のヘッドをSPC+ヘッドに交換することです。
新型フォンケースに同梱されているプラスチック製のSPC+アダプターに対し、SPC+ヘッドはアルミ製。これによりバイクの振動に対する強度を担保するのです。
旧型マウント(SPC)のヘッドをSPC+ヘッドに交換するのが、最も経済的で、見た目も一番すっきりする方法です。
旧型マウントのヘッドをアンチ・バイブレーション モジュール SPC+に交換する
バイクにiPhoneを取り付けると、バイクの振動でiPhoneのカメラが壊れる、と聞いた方もいらっしゃるでしょう。
もし、スマホの振動対策を考えているのなら、アンチ・バイブレーション モジュール SPC+がおすすめです。
アンチ・バイブレーション モジュール SPC+に交換することで、スマートフォンに加わる振動などを最大60%まで抑制し、最新のスマートフォンに搭載されるカメラなど繊細な電子機器へのダメージを軽減します。
スマホを買い換えたので、フォンケースも買い替えた。それと同時に、スマホの振動対策にアンチ・バイブレーション モジュール SPC+を使うことは、とても合理的で、賢明な選択だと言えるでしょう。
なお、スマホの振動対策は「バイクにiPhoneを取り付けるとカメラが壊れる?~他のスマホも注意が必要かも~」でまとめていますので、ご興味のある方はぜひご覧ください。
旧型マウントのヘッドをチャージングアンチバイブレーションモジュール SPC+に交換する
スマホの振動対策もしたいし、スマホホルダー(マウント)にスマホをセットしただけで充電してほしい。そんな欲張りなあなたにはチャージングアンチバイブレーションモジュール SPC+がおすすめです。
チャージングアンチバイブレーションモジュール SPC+を使うことで、スマホの振動対策と同時に、スマホに電源コードを繋ぐ煩わしさから解放されます。
お気づきの方も多いと思いますが、チャージングアンチバイブレーションモジュール SPC+はアンチ・バイブレーション モジュール SPC+とチャージングモジュール SPC+を組み合わせたアイテムです。
ですので、スマホの振動対策はもちろん、「スマホに充電コードを差し込むのが面倒。」「充電コードを忘れてスマホを充電できなかったことがよくある。」といった方はチャージングアンチバイブレーションモジュール SPC+を選ぶといいでしょう。
まとめ:SP CONNECTのスマホホルダー
SP CONNECTのスマホホルダーがリニューアルされました。
このリニューアルにより、ユーザには新たに2つのメリットが生まれました。
- 強度が25%アップ
- MagSafeなどのワイヤレス充電に対応
今回のリニューアルでは、特にMagSafeなどのワイヤレス充電に対応したことが最大のポイントと言えるでしょう。
従来のフォンケース(専用スマホケース)は、MagSafeなどのワイヤレス充電が利用できませんでした。そのため、スマホを充電する時は、充電ケーブルをスマホに差し込むか、フォンケースを外してからMagSafeやワイヤレス充電を利用する必要がありました。
フォンケースがMagSafeなどのワイヤレス充電に対応したことにより、充電のたびに充電ケーブルを差し込んだり、スマホからフォンケースを外すといった煩わしさから解放されます。これは、とても大きな進歩と言えるでしょう。
ただ、従来からのSP CONNECTユーザーは、新型フォンケースを購入する時は注意が必要です。マウントヘッドが新型と旧型で形状が違うからです。
でも、安心してください。新型のフォンケースにはSPC+アダプター(新型→旧型変換用アダプター)が同梱されます。これにより、新型のフォンケースを購入しても、旧型のマウント(スマホホルダー)が使えます。
しかし、このSPC+アダプターはプラスチックでできているため、バイクなどの振動が強い場所に使うには強度的に向いていません。
では、新型のフォンケースを使うには、新型のスマホホルダー(新型マウント)に買い替えないといけないかというと、そうではありません。
それは、旧型のスマホホルダー(旧型マウント)を新型フォンケースに対応させる、次の4つの方法がありるからです。
- 旧型マウントのヘッドをSPC+ヘッドに交換する
- 旧型マウントのヘッドをアンチ・バイブレーション モジュール SPC+に交換する
- 旧型マウントのヘッドをチャージングモジュール SPC+に交換する
- 旧型マウントのヘッドをチャージングアンチバイブレーションモジュール SPC+に交換する
最も経済的に新型フォンケースに対応させるには、旧型マウントのヘッドをSPC+ヘッドに交換するのがいいでしょう。
スマホの振動対策を検討しているのなら、旧型マウントのヘッドをアンチ・バイブレーション モジュール SPC+に交換することをおすすめします。
バイクの運転中にスマホを充電したいのなら、旧型マウントのヘッドをチャージングモジュール SPC+に交換するといいでしょう。
スマホの振動対策もしたいし、バイクの運転中に充電もしたい。そういった欲張りな方は、旧型マウントのヘッドをチャージングアンチバイブレーションモジュール SPC+に交換することが最善の方法でしょう。
旧型のフォンケースで利用できなかったMagSafeなどのワイヤレス充電が、新型のフォンケースからは利用できるようになりました。
バイクに乗るたびにフォンケースを交換したり、充電のたびに充電ケーブルを差し込むのは、多少の手間と諦めてしまうかもしれません。
しかし、普段からMagSafeなどのワイヤレス充電が使えることは、どう考えても便利です。
新型のフォンケースに変えるだけで、便利な生活を手に入れることができるのです。
便利な生活を手に入れるため、新型フォンケースに変えることを検討してみてはいかがでしょうか?
では、皆さんの参考になれば嬉しいです。