わたしはアパートに住んでいますが、バイクは水洗い洗車をしています。
アパートの住人の方の通行の邪魔にも、駐車場に止めてある車にも邪魔にならない、バイクを洗うにはちょうど良いスペースがアパートの隅にあるからです。
アパートやマンションなどの賃貸住宅でバイクを水洗いするには、洗車ができるスペースがあることが絶対的な条件になります。その条件さえあれば、バイクを水洗いするすることは、さほど難しくはありません。
ただ、アパートやマンションなどの賃貸住宅は、戸建て住宅と違い、屋外に自由に使える水道がないことがほとんどです。そのため、次の2つは、洗車をするため必ず必要になってきます。
- ポータブルシャワー
- 水タンク(20L程度)
また、アパートやマンションの隅に、バイクを洗車するのにちょうど良い場所があったとしても、共有スペースを長時間独占することはおすすめできません。
そこで、洗車時間を少しでも短くするための工夫が必要になります。その、洗車時間を少しでも短くする工夫の一つが、そもそも、バイクに汚れを付きにくくすることです。
ではこのあと、アパートやマンションなどの賃貸住宅でバイクを洗車する方法と、バイクに汚れがつきにくくする方法を具体的にお伝えしますので、最後までご覧ください。
バイクに汚れが付きにくくするためにコーティングをする
アパートやマンションの空きスペースでバイクを洗車するときは、短時間で手早く洗車を終える必要があります。
洗車に何時間も時間をかけてしまうと、さすがに住人の方からの視線が気になりますし、何より、空きスペースはアパートやマンションの住人の方の共有スペースですので長時間独占することは許されません。
洗車時間を短くするには、いかに汚れを素早く落とすか、に目が行きがちですが、わたしはそうは思いません。
洗車時間を短くするには、いかに汚れがつかないようにするか、だと思っています。極論、バイクが汚れていなければ洗車をする必要が無いのですから。
とは言え、バイクに汚れが付かないようにするのは不可能なことです。ですから、いかにして汚れが付きにくく、そして、付いてしまった汚れを落ちやすくすかがポイントになってきます。
そこでわたしが洗車に使用しているのが、シュアラスターのゼロフィニッシュです。
ゼロフィニッシュは缶スプレータイプのコーティング剤です。ゼロフィニッシュは濡れたまま施工することができるので、乾燥した状態で使用するコーティング剤と比べると、洗車時間が短縮できます。
また、洗浄成分が含まれているので、カーシャンプーでは落としきれないチェーンの油汚れを簡単に落としてくれるので時間の短縮にもなります。また、余計なケミカル剤を用意する必要がないので、費用面でもメリットがあります。
そしてこのゼロフィニッシュですが、300℃の耐熱テストもクリアしているのでエンジンはもちろん、マフラーにも使用可能。さらに、クロームメッキ、艶消し塗装(マット塗装)、塗装の有無など表面処理を気にすることなく使えるこも、非常に高いポイントです。
もちろん、一度ゼロフィニッシュで施工すれば、付いてしまった汚れは落ちやすく、特に、ホイールについたブレーキカスやフェンダー裏の汚れ、カウルに付いた虫の死骸などを落とすときにその効果を確認できます。
詳しくは「【レビュー】バイクのお手軽洗車にはシュアラスターのゼロフィニッシュがおすすめ」レビューしていますので、ご確認ください。
アパートやマンションなどの賃貸住宅で洗車をする方法
アパートやマンションでは、水道に洗車ホース繋いで直接バイクを洗い流すことはほぼ不可能でしょう。
そこで、水道に代わる何らかの方法で汚れや洗剤を洗い流さないといけませんが、その方法として、わたしはAmazonで購入したこちらのポータブルシャワーを使っています。


このポータブルシャワーを購入するときに手動式のアウトドアポンプとタンク式の高圧洗浄機も検討しました。
手動式のポンプのデメリットは
- 使うたびにポンプを押す必要があり、この作業に時間と労力を取られる
- 組み合わせる水タンク(水タンクは別販売)によっては空気漏れを起こして十分な水量を確保できない可能性がある
タンク式高圧洗浄機のデメリットは
- 水の使用量が多い(水の補給を頻繁に行う必要がある)
以上デメリットを考慮して電動式のポータブルシャワーを選びました。
結果として電動式のポータブルシャワーを選んで大正解でした。
理由としては、
- バイクを洗うための水量と水圧は十分ある
- 充電式のため乾電池を用意する必要もなく、繰り返し使える。また、一度充電すればバイク5~6回の洗車に十分使える
- 水タンクは何でもよく、バケツでも使用可能。
- コンパクトなので、収納場所に困らない
- 水圧は2段階調整で、水をさほど必要としないときは水圧を低くし、使用する水を節約できる
この電動式のポータブルシャワーは約1年半、ひと月に1~2回使用していますが、もちろん故障もなく快適に使えています。
また、この電動式のポータブルシャワーと組み合わせて使用している水タンクは、こちらの物を使用してます。
約20リットルほど水が入ります。
わたしが大型バイク1回の洗車で使う水の量は50リットルくらいなので、3回ほど水を満タンにする必要があります。
バイクの洗車でポータブルシャワーを使う場合、水量や水圧は強ければよいというものではありません。
その理由は、水量や水圧が多ければそれだけ多くの水が必要になり、水を運搬する回数が増えてしまうからです。
洗車に使う水の量を少なくするためには泡切れの良いシャンプーが必要
シャンプーはシュアラスターのカーシャンプー1000を使っています。
このシャンプーのいいところは、
- シャンプーとしては十分な汚れの落ち具合
- ワックスやコーティングを剥がさない成分
- 泡切れの良さ
わたしが特に気に入っているのは泡切れの良さです。
泡切れがいいということは、使う水の量が少なくて済むということです。
アパートやマンションだと、水は自分の部屋から運んでくる場合がほとんどだと思います。
そうなると、使用する水が少なければ、水を運搬する労力も軽くなりますし、時間も短縮できます。
これは、アパートやマンションでバイクを洗車するときの大きなメリットになると思っています。
カーシャンプーを含め、わたしがバイクの洗車をより簡単、綺麗にする道具を「バイクを簡単・綺麗に洗車する道具のご紹介」まとめていますので、ぜひご覧ください。
まとめ:アパートやマンションなどの賃貸住宅でもバイクを水洗い洗車する方法
アパートやマンションのような集合住宅では効率よく洗車をする必要があります。
効率よく洗車するには無駄な時間を省くために、バイクは汚れが落としやすい状態にしてあげていたり、使う水の量を少なくしたり、使いやすい電動式のポータブルシャワーを使うなどの工夫が必要になってきます。
一見手間がかかりそうな集合住宅での洗車も、こうやって工夫することにより、思いのほかお手軽にバイクを洗車することが出来るようになります。
もちろん、住民の方に迷惑をかけてはいけませんが、集合住宅での洗車を一度試してみてはいかがでしょうか。
では、皆さんの参考になればうれしいです。